カールおじさん。
我が家には2人の女子猫がいます。
先住猫メイコは里親会で出逢い家族に迎えました。新参猫ノノコは獣医さん曰く多分1ヶ月半程であろう…とのおはなしでした。
ノノコは娘の友人の家のそばに捨てられていたらしく、我が家が里親会さんと交流がある事を知っていて取り敢えず保護して、連絡をくれました。彼女が子猫を保護するのは2度目で、自宅に愛犬がいるのにも関わらずいつも命のバトンランナーとして活躍してくれています。
以前彼女が助けてくれた子猫は目も開いておらずへその緒も付いたままの状態で、素人の私で助けられるのか分からず里親会のボランティアさんに命を託しました。
そして今回。彼女の話では目も開いているし、この前の子よりは大きいよ！との事。取り敢えず急いでお迎えに行きご対面。。。『可愛い！三毛ちゃんなのね』夜だったこともあり家に連れて帰りました。んん？よく見ると耳の中も足も毛並みもとても綺麗でいい香りがします。。
あなたはついさっきまで飼われてたのかな？と思うくらい。小さな段ボールに詰められて公園に置き去りにされてしまった命。急いでボランティアさんに連絡。
写メと動画を送り『保護猫ちゃんです。私にも育てられますか？』
ボランティアさん曰くもうそのくらい大きくなっていれば安心、きっと大丈夫。何かあったらいつでも連絡してね。と心強いお言葉を頂き、家族となりました。
メイコは避妊済みですが、驚く位面倒見が良く頼もしい存在です。そんな2匹の姿を見ていると私自身も幸せな気持ちになります。私もこの子達を幸せにしたい。いい人生？を送ってもらいたい。こころから願っています。
そんな中。耳を疑いたくなるようなニュース。
『カールおじさん』
おぞましく言葉に出来ないほどの残虐行為をした挙句掲示板サイトに動画や写真を掲載するという人のする事と思えない数々の悪行。
『猫の糞尿は匂いが酷く壁などで爪を研ぎ害獣に過ぎない。』
どんな理屈ですか？いろんな記事も読みましたが殺処分となんと違いがあるのか？などなど論議に値しない動物虐待愛護会等のカールおじさんの擁護。
私は動物が大好きです。猫はもちろん犬も。。。しかし虫の一部は…ごめんなさい。。。。。。
私も里親会さんやボランティアさんと交流がありますから動物の殺処分は反対です。一つの命でも救いたい。その気持ちに嘘はありません。その命を救うために私にもできる事なら微力ながら協力させていただきたいと思います。ただ、やはり殺処分という現実にはまだまだ力が及びません。
殺処分はなぶり殺しにする事を目的にしてません。行き場の無い命を仕方なく出来るだけ苦しまない方法を選んで行うとのお話でした。出来れば人の手で殺めたくない。しかしそれをしなければならない情けない世の中であるのも事実。
動物は察します。これからどうされるのか理解しながら自らの命が絶たれます。
どんな気持ちなのでしょうか？考えるともう行き場の無い思いと無力さを痛感します。
しかし、今回逮捕された大矢氏はなぶり殺しにする事を目的としているとしか言えません。殺された猫達の痛みを味わってもらいたいです。どんなに辛かったか、どれほど助けて！と叫んだか。私が何をしたの？なぜこんな事をされるの？無念以外の何物も無かったでしょう。そして人間を恨み亡くなって行ったでしょう。
そんな中、残虐行為をしてやったりと言わんばかりに掲示板に載せる異常さ。そしてそれに便乗して煽る名もなき愚者。
女優の杉本彩さんのブログにも、子猫をなぶり殺しにする動画があり、杉本さんの『目を逸らさず現実を見てほしい』 との内容から私も怒りと憎しみと悲しみを抑えながら拝見しました。言葉に出来ない位、酷い状況でした。子猫の鳴き声が未だに耳から離れません。杉本さんは自ら犬や猫の保護、里親、チャリティー活動されている尊敬する方です。心から動物を愛し幸せを願っておられます。
そんな中の今回の事件。
命を救うのも人間。命を弄び死に至らしめるのも人間。自分勝手に命を捨てるのも人間。
私自身、この様な出来事が2度と起こらない事を心から願いつつ、子供達に命の尊さを伝えて行けたら…と思います。
長文になりましたがお読みくださりありがとうございました。
最後に、悲しい最期となってしまった猫達のご冥福をお祈りさせて頂きます。
